電気自動車リーフの初車検を迎えて2023.10.19
電気自動車「日産リーフ」を購入してから3年になろうとしており、先日初の車検を迎えました。
EVを実際に使ってみてどうだったかについての情報は最近皆さん興味関心があるご様子で、納車1年で書いた以下のエントリがこのところずっとアクセス1位か2位になっています。
上記エントリを書いてからガソリン代は大幅に上昇しています。もう維持費を比べてもEVが安い結論は覆らないし、木下建工としては走行時に温室効果ガスを出さないことが価値なので、そうした比較は今回書きません。
もちろん電気代も上昇していますが、ほとんど発電した電気で乗っているので関係ないんですよね。
さて、3年間のレビューを。約3年で 16,300㎞ 乗りました。
実際に乗り始めたのは2020年11月下旬の本社移転以降なので、大体年間5,500㎞乗っています。
銀行や近所の会社メインなので少ないですが、当初の予定通りです。
通年の電費は8km/kWhでした。
EVをのっている他の人と情報交換すると、良い数字のようです。
設定は常時ecoにe-pedalで減速して、加速も柔らかくするよう心がけています。
まあこの年数とこの距離なんで当たり前ですが電池の状態は良好でした。
自分たちの再生可能エネルギーで運用するため、基本的にいつも太陽光の発電する時間に200V普通充電(最大6KW)です。
3年間で急速充電はe-pedal不慣れな社員が高速に乗り出先で使った1回だけです。各種カードも作っていません。
なんと普通充電をメインで使っていれば、5年200,000km 走っても電池がへたっていない!という報告がネットにありました。(クリックで開きます)
車が廃車になっても電池は第2の役割を送れますね。
今後こうしたデータが集まれば、普通充電メインと急速充電メインの車で下取りの価格が変わってくるでしょう。EVで一番高いのがバッテリーなので。
【EVのメリットその後】
1年目の記事以降、追加で実感するメリットは暖機運転しなくていいことですね。
冬寒い中、エンジンが温まるのを待たなくていいのはうれしいです。業務用の廉価モデルなのでできませんが、リーフ乗りの友人に聞いたところ普通のモデルならスマホでエアコンONができるので乗る前に窓の霜を溶かしたりできるそうです。
暑い日が続きますね。
— 日産自動車(EV専用) (@NISSANEV) August 5, 2019
こんな日は #日産リーフ の #乗る前エアコン が大活躍。クルマに乗る前にスマホからエアコンをONにしておくと、乗り込む時には車内は快適温度に。 #電気自動車 だからアイドリングもありません。
動画は前半がアプリでの操作、後半が乗る前エアコン起動時の車内の様子です。 pic.twitter.com/uHs5nsvepH
【EVのデメリットその後】
追加のデメリットは特にありません。
気が付いた点でしいて言えば、ガソリン車と異なり駐車位置が充電器位置で固定されがちので、意識的に駐車位置を変えないと芝が枯れます。私たちのように極力太陽光で充電していると、駐車場緑化しても太陽光が当たらなくなるので。
最近はこんな感じで、ずらして駐車しています。
【普及に向けて】
これは、距離が伸びていない言い訳でもあるのですが、再生可能エネルギー自家消費100%運用を目指すともう少し航続距離がほしいです。
急速充電使わずには難しいよなと思ってしまい、県外の遠出には使っていません。リーフe+買っとくべきだったかな。
希望としてはリーフe+の車高を上げて見た目のかっこいい4WDを作って欲しいです。やはり寒冷地でメインにするには4WDなので。ARIYAがあるじゃんと言われそうだけどもう少しリーズナブルにお願いしたい。
以上、普通に使えているので特にネタの無い3年レビューでした。