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【スタッフから】日産リーフを1年間業務で使った雑感2021.10.29

日産リーフ納車からまもなく1年。(充電器がなかったので実際に乗り始めたのは2021年11月末からですが)

現在の走行距離は4,200㎞程度。少ないですがもともと5年で25,000㎞しか走っていなかった小型車の代わりなので予想通りです。
普段スーパー銀行、役所へ一寸行くという使い方をしており、前はたまに研修や会議などで乗っていたのですが、コロナ禍でその機会も激減しました。

もともと全然走っていない車があるので、それならV2H入れてEVにすれば充電池代わりになるなあという発想です。

業務車両の紹介19 NISSAN LEAF + V2Hシステム



実際のところ、この一年間一度もV2Hに切り替えるような停電が発生せず、充電池代わりにはなっていないので、事務の車両としての感想です。

■ランニングコストについて

安いです。エアコンを使いチョイノリだけの街乗りで6.5km/kWh、安全パトロールなどで遠出してエアコンなしだと8.2km/kWh、エアコンやシートヒーター入れると7.8km/kWhです。すべてe-pedalを使用しています。




木下建工の事務用車両として、デミオ XDの6MTというちょっとマニアックな車があります。




リーフで7.8km/kWh のと同じ条件で27.0km/kWh でした!ディーゼルですごい燃費。




これはランニングコストいい戦いができるか!
リーフの電気代は新本社の太陽光で発電しているから実際には購入していないのですが、それだと比較にならないので購入したとして、中部電力の従量電灯で3段階目¥28.46/kWh

NISSAN LEAF ¥3.64/km 100円で27.4㎞走れます!(実際には発電した電気で走っていますが)

デミオは軽油です。最近高騰しており、また長野県は高くて有名ですが、木下建工は全国統一単価での契約のため¥135/ℓ(2021年10月価格)

MAZDA demio XD ¥5.00/km 100円で19.9㎞走れます。

木下建工最強のデミオXDでも、リーフに勝つには軽油リッター100円切らないと無理。まあイニシャルが違うので比較の意味があるか微妙ですが電気を買ったとしてもそういった電費です。



■使い勝手について

乗り心地はとてもしっとりしていて良いです。リチウムイオンバッテリーの重い物体が重心の低いところにある良さを感じます。
また、加速もモーター特有の下からトルクが出る感じで滑らか。前述のデミオは、ディーゼルなのに高回転まで回るようにしたためか、マニュアルを長年乗り慣れていても多数乗車時にクラッチワーク気を使わないとエンストしそうになっていたので、楽だなと感じます。

購入前不安だった高速に乗って県庁所在地に行くなども、フル充電で300㎞走りますので問題なくこなせました。佐久ー長野が割と近いからですが、もっともそういった場所に行く用事は、事務用途の車両では会議参加や書類提出などで公官庁、会館等が目的地です。

そういった場所だとほぼ近隣に急速充電気があるので、用事の間充電すればよいと思います。




木下建工のリーフは業務用の一番安いモデルでプロパイロットが搭載されていませんが、プロパイロットあると長距離も楽だそうです。
ちなみに、そういった高速メインで下道半分以下だと8.6km/kWh 走りました。




少なくとも弊社の事務用途では航続距離など全く問題なく、もう普通にそしてたまに普通の車に乗るとエンジンからのノイズ、アイドリングストップ復帰後の振動は気になりますね。車好きの筆者がそう感じるので一般の方は一度EVに慣れると戻り難いかもしれません。

自宅にEVコンセントをつけるのは戸建てなら数万円で可能です。2021年の時点で少なくとも地方の2台目需要はこなせる性能があり、軽自動車のEVなどが発売されれば普及は進みそうです。


 

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