合同研究会in信州が開催されました2023.06.20
6/15に信州大学工学部で合同研究会in信州が開催され、私たちのNHQ1について講演しました。
(主催:信州の快適な住まいを考える会、参加団体:住まいと環境 東北フォーラム、ソトダン21の家、岩手住環境技術研究会、日本バウビオロギー研究会)
これまでの半世紀は情報技術が世界を変えました。いま人類の最大の課題がカーボンニュートラル、社会全体が脱炭素に変革していく中で、注文住宅以外の建物もエコハウスみたいにしましょうという内容です。ITで多くの商売が消滅したように、脱炭素で自動車がEVにとって替わられようとしています。そのすぐあとに建築もでしょう。エコハウスを作れる工務店はリードできるし、してほしいなという内容でプレゼンしました。
翌6/16は実際の建物視察ということで、36名の研究者や建設会社経営者、設計者に案内しました。
特に性能の良い第1種熱交換換気をベースの換気負荷に使い、それ以外をデマンド換気で処理する手法は皆さんの関心が高く、質問も相次ぎました。
NHQ1での実エネルギーデータとコストを説明することで、給湯エネルギーと夜間の利用が少ない事務所や公共施設は、むしろ住宅より簡単に脱炭素できるという点を理解いただけたと思います。