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トプコン 2周波GNSS受信機 HiPer SRで測量する様子2020.06.26

木下建工のブログで、最近めきめきとPVを伸ばしているのが測量専用ドローンの記事。

【スタッフから】Phantom 4 RTK + D-RTK 2 の導入その1




この手の機械は結構ガジェット好きの琴線をくすぐるのかもしれません。という訳でweb担当としては新しい測量機を紹介したいなと思いチャンスをうかがっていました。

今月のはじめに届いた2つの箱。TOPCON GT-1005とHiPer SRです。
コンクリート構造物の補修補強など特殊な工事が多い木下建工ですが、このところ土木工事が結構あるので追加しました。

これまで測量機器はSOKKIAを使ってきましたが、今回からTOPCONに切り替えました。と言ってももうずいぶん前に経営統合して同じ会社になっています。中身は一緒かもしれませんが、青から黄色に色が変わったので社内でも興味を引いたようです。



今使っているSOKKIA iX


また今まではMr.Samuraiを使っていましたが、今回からTOPCONのデータコレクタ FC-500を導入しました。若者はすぐに慣れたそうです。これまで現場で自動追尾TSを使っていると、昼休みに充電したりしていましたが電池の持ちがよくなったのはうれしいポイント。




今日は調査・ICT部が測量するというので同行しました。建物がいろいろ建っており、見通しが悪い場所なのでGNSS受信機 HiPer SRを使います。

GNSS測量というのは、人工衛星を利用した全世界測位システムのことで、ざっくり言うと皆さんご存知のGPSとか、よく聞く「みちびき」の信号を受信して測量します。建物などの障害物があり見通せない場合、従来の測量だと基準点から見通せる場所で順番に測っていくのですが、GNSSならその必要はありません。

そう聞くと、じゃあこれから全部GNSSでいいじゃん、まだトータルステーションとか使っているの?などと言いたくなりますが、衛星なので高い建物や樹々、その他電波の影響を受けることもあり両方必要だそうです。




一緒に行ってもワンマン測量だから何もやることがありませんね。公式の分かりやすい動画 ↓




測量っぽい絵を撮らせてもらいました。基準点にセットするところ。あとは覗く必要もないしワンマンなのでそれっぽい写真が難しい。web担当泣かせな感じです。




TOPCONのサイト見るとGNSS受信機だけでいろいろありすぎて違いがいまいちわからない。筆者はスペック厨なので、あれはガリレオ、北斗受信できるじゃんとかフルスペック最強探しをしてしまうのですが、プロの道具選びはそうでもないようです。

HiPer SRは軽さと動作時間の長さが群を抜いています。なんと0.85kg で、動作時間は15時間以上。現場で使うにはうれしいポイントですね。


 

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