【スタッフから】冬の3DAYSインターンを開催しました その22018.02.23
「冬の3DAYSインターンを開催しました その1」からの続きです。
【2日目午後】
お昼を臼田名物「鳥忠」さんでいただき、木下建工の資材管理センターへ向かいます。
最初は鉄筋探査の実習、キャリブレーション用のモックアップで原理と操作方法を説明。
ストラクチャスキャンSIR-EZを使い、学生さんたちに実際の建物で探査してもらいます。コンクリート構造物を補修する際、既存躯体にどう鉄筋が入っているのかわからないと、切断などの事故を招くので木下建工では10年以上前から内製化し、近年は探査自体も引き合いが多くサービス提供しています。
次はアンカー引抜試験。試験環境に施工したアンカーを引っ張り、抜けることがないかテストします。
あと施工アンカーとは何か、どういった場面、用途で必要になるのか活発な質問が。
実物を触ってもらいながら説明します。
資材管理センターでは、木下建工が提供している様々な材料の施工性や暴露経過テストもしています。
長野県東信地方という日本でも寒暖の差が激しく、日照時間(紫外線照射)が長く、冬季は塩カルを使用するという、構造物にとって世界でも過酷な環境です。
動画はシラン系表面含浸材で水を完全に弾いている様子。学生さんたちから驚きと興奮の声が上がります。
もちろんメーカーの資料も参考にしつつ、木下建工は独立系ですのでこのように社内環境で各材料を比較。また長野県に許可いただき、実際の道路に何種類もの材料を並べて試験施工し経過を見ています。
せっかく資材管理センターに来たので「橋梁点検車」にも搭乗。
もちろん初めての体験だそうです。
本社に戻り、鉄筋探査機で先ほど取得したデータをもとに、レポートをつくります。
18:30からは若手社員との懇談会。
休日の過ごし方の話などで盛り上がりました。
【3日目】
さて最終日。本日も天候は晴れ、風もないのでドローンのフライトを演習します。
現地で注意事項などを説明し、実際に自撮りをしてもらいました。
その後本社で、3日間の体験をもとに経営企画ミーティング。理系学生ならではの視点で、気づきが多く、私たちも大変勉強になりました。
今後のインターンの予定は未定ですが、おそらく夏または秋ころになるかと思います。
木下建工は、インフラ再生などの業務が多いので世間的な知名度は高くありませんが、知る人ぞ知る会社です。
3月以降会社説明会は随時開催してますので、興味のある学生さんはぜひ下のバナーからお申込下さい。