【スタッフから】ポータブル電源を試しています2022.05.31
雑談から提案があり、ポータブル電源を試しています。
・仮設の電気がない山中などの現場で、発電機を回さずに電気製品を使いたい
・仕事が終わったあと発電機を回さずに電動工具を充電したい
・橋梁点検、劣化診断など一日に複数個所を移動する現場で移動しながらタフパッド、タブレット、ポケコン、測量機器など充電したい
なるほど確かにという理由ですね。
冬のコンクリート養生でジェットヒーターを回す電源に発電機使わなくて済むのでは?なんて意見もありました。
脱炭素にもいいですし、災害対策にもプラスになるので売れ筋のものを何台か入れて様子を見ています。
ネットで一番よくみるJackery、「PORTABLE POWER 1000」 1000W 1002Whのタイプ。
みんな大好きAnker、「PowerHouse II 800 」 500W 778Whのもの。
個人で使うには十分な気がしま寸が、現場で使うにはもう少しも強い、とはいえ電池容量は重量に直結するので悩ましいですが。
最近よく聞くEcoFlow、「EFDELTA」1600W 1260Whとスペックシートではなかなかのもの。
現場事務所で純正太陽光パネルもみました。110Wで3万円と結構な価格なのですが、たたんで持ち運びしやすく、専用ケースもついてきます。
負荷によっては、始動電流が大きく立ち上がらないなど実際使ってみると気づきがありますね。
現場でのレポートもお伝えしたいと思います。
同時に思い付いたのが現場事務所や休憩所の環境です。
いま、会社所有やリースで借りてくるユニットハウスにはエアコンが付いています。
そのエアコンを動かすために仮設電源がない場所では発電機を回して電気を作っていますが、結構燃料を使っています。
また冬はエアコンでは足りず、石油ストーブを使うことも多いです。
朝現場につくとユニットハウス内はキンキンに言えていて、石油ストーブをつけてしばらくしてからやっと手袋なしでパソコンが触れます。
ユニットハウスの断熱性を高めれば、ポータブル電源で仮設電源の無い場所でも夏涼しく冬暖かく過ごせるのではないかと思います。
リース料が月1~2万円高くても発電機回さなくて済めば元は取れるでしょうし、快適な現場事務所や休憩所が手に入ります。
特に冬、朝一番の寒さが和らぐとか、石油ストーブの排気で胸が痛くなったり眠気がなくなるのはプライスレス!
特許成立でリース料が高騰すると困るので(笑)思い付きを書いておきます。
断熱性の良いユニットハウスが普及していれば、そのうちハイエースやADバンが電動化されて給電できる未来が来るかもしれません。