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業務車両の紹介19 NISSAN LEAF + V2Hシステム2020.11.11

今回紹介する業務車両は19回にして初めてのEV、日産リーフです。




総務部門の普段の足として、そして現在建設中の新本社に停電時電気を供給する用途として導入しました。
新本社では業務継続の観点から、V2Hという電気自動車を充電池に出来るシステムを導入しています。




充電池を購入すると、最も安い単価のものが40kWhで税抜250万円程度。
リーフが素のモデルで税抜300万円からで、自動車税もかかるし電池ということだけ考えると一見不利です。しかし車ということを考えると、法人リースでちょっと銀行行ったりする車と兼用することで、差額1.5万円/月で導入できる計算になります。(電気自動車の導入補助が40万円あり)

またV2Hシステム自体は定価で39.8万円から。木下建工に設置したのはプレミアムモデルで79.8万円しますが、太陽光発電が稼動している場合は、家庭で消費した余剰電力をEVに充電することができます。その他プレミアムだと出力6kVAまで可能な点とスマホ対応である点。状態の確認や、建物に電気を送る操作までスマホでできるのがうれしいです。




以下興味のある方も多いと思うので、太陽光とV2Hシステム連携の解説をします。

通常営業時
太陽光のための契約電力大きくしたくらいなので、デマンドからいって晴れた日中は仕事しながら電気を売る時間が多そうです。
この図にはありませんがエコキュートも日中焚き上げる予定です。当然電気自動車も太陽光で充電します。このあたりは全回路計測可能ですので、実際に使いながら調整していきます。




停電時
停電時は切替SWとV2Hを操作しEVからの給電に切り替えます。
現状V2Hシステムは6kVAまでなので、分電盤を2系統にしておき、重要な回路をこちらの盤に集めて縮退運転とします。
この際晴れていればV2H分電盤側はリーフから一度給電することで復電信号が出ますので、太陽光発電の電気で賄えます。商用側のパワコン2台は自立運転で100Vコンセントです。




通常営業(発電しない時間)
発電しない時間は電力会社から電気を買います。
弊社の運用ではV2Hからの給電は考えていません。が、住宅とか小さなオフィスなら6kVAで全負荷賄えるのでやってもいいと思います。




夜間の停電時
夜間の停電時はリーフからV2H分電盤に給電します。災害復旧の仕事をするエリアや、サーバ、ストレージ類などに給電します。




停電時の業務継続時間を延ばすために、2系統作って片方を救うとなるといろいろ考えるポイントがあります。
デスク向けの電源は基本ハーネスを立ち上げてあり、V2Hで供給される場所はすぐわかるようタップの中をを赤色にしています。
当然エッジスイッチもV2Hから給電しないとネットワーク使えませんし、コアスイッチはサーバ室だからいいとして、フロアスイッチも忘れずにV2Hから給電する必要があります。




まぁNWは気合入れて設計するので大丈夫だと思いますが、見落としがちなのがテレビ。災害時は対策本部でNHKを流しっぱなしにしたいですよね。
テレビはV2Hコンセントからとるとして、ブースターもV2Hからとるのを忘れずにしましょう。

災害対策、事業継続、カーボンオフセットの観点から「断熱」「気密」「換気」「太陽光」「V2H」をお考えの法人様、断熱にはじまりサーバー室の計画から電気通信、設備全てコンサルティングします。また建設会社、工務店向けにもお手伝いしますのでお声がけください。


 

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