【スタッフから】Alienware m17 R2 導入2020.01.14
たまに更新する業務用PC記録シリーズ第4弾です。1年半前の前回はコチラ。
新年早々からまた届いた怪しげな箱。この前の箱より薄く、軽い。
中から出てきたのは「Alienware m17 R2」!!
先日発生した台風19号による災害。木下建工では臼田地区、田口地区、入澤地区、川上秋山などで護岸、水道本管、道路、下水道等の緊急対応をしましたが、その中に佐久総合病院本院前の広いエリアがありました。
そこで威力を発揮したのがドローン + Metashape による撮影と3D空間データ生成。さらに3D点群処理システム TREND-POINTで、点群データを使い崩落箇所の計測や概略ボリュームの算出などを迅速に進めることができました。
これらは調査・ICT部が現地で撮影し、本社のワークステーションで処理。
現地には重機を緊急回送し、社員が対応にあたりました。
さて今後佐久地方は本格的な災害復旧の施工フェーズに入ると予想されます。各河川の被害箇所は水量が少ないうちに施工を進めたい。その際、現場事務所でEX-TREND武蔵の設計情報とTREND-POINTを連携し、現地盤と設計との擦り付けや、出来形管理をしたいとの要望があり今回導入しました。
持ち運ぶことになるので性能と大きさ、重量を重視して選定。
CPUはTREND-POINTの動作保証が取れている intel core-i7 の9750H、第9世代です。
ビデオカードも動作保証のあるNVIDIA GeForce GTX から1660 Ti 6GB GDDR6搭載にしました。
本社ワークステーションの方がベンチマークのスコアは良いはずですが、現場では経験上十分な性能かと思います。
今回の特徴はラップトップでもRAIDでオーダー!
工期が短く、データ喪失 → 復旧による時間ロスを避けるためSSD 512GB x 2基搭載し、現場事務所でも完全2重化で運用します。
とおもったらRAID 0 で構成されていたのでした。キッティングを終えてから気がついた、RAID 1でやり直しですね…