業務車両の紹介18 TOYOTA HIACE2020.11.05
業務車両の紹介 第18回はトヨタ ハイエースです。
まあ、職人の世界では事実上スタンダードな車ですね。木下建工では2台使用していますが今回5年で入替です。
ハイエースは細かく種類があって選び方が難しいんですが、グレードはDX GLパッケージ、4WD、ディーゼル、標準ボディハイルーフロングです。コンパネで作った棚はそのまま載せ替えて使います。
個人ならディーゼルの4WDで4ナンバーから選定すると思いますが、狭隘な場所に荷物を載せていくにはこの構成もおすすめです。
普通商用車だとDXでGLパッケージにはしないと思いますし、会社的にもメッキとかプライバシーガラスなんていらないのですが、法人リースの場合残存価格を加味すると付けたほうがかえって月額料金が安くなったりします。
確かに中古で売る場合、個人で乗るにはその方が人気が出そうな気はします。
乗り込んでまず目に付くのはインパネが新しく発光式、モニター有りに変わっています。引き取られる方のオドメーターは12万キロ、100万km以上もの過走行に耐えられる設計と言われるハイエースにとっては慣らし運転も同然、もちろんまだまだ乗れます。
にもかかわらず乗り換えるのは、自動ブレーキの搭載です。
2017年のマイナーチェンジでハイエースにもSafety Sence が搭載され安全性能が向上しています。長距離を走ることが多い専門施工部隊が使う車なので、リース期限を延長せず新車にしました。
もちろんいつものようにドラレコ搭載、ナビ、バックカメラも安全性と業務効率観点で載せました。
ナビなんてスマートフォンの方が新しい地図も乗るしいらないという意見もありますが、ハンズフリーが安全と業務効率に効いてきます。
現行の200系はなんと2004年デビュー!もう16年もたっているんですね、本当は新型300系を待ちたい気持ちもありましたが、当初2018年発売とか2020年に出るという噂が2022年以降になり、いったいいつ発売されるかわからない。それだけ根強い支持があるということなのだと思います。
乗り換えるにあたりいつも通り導入にあたって見積比較検討はしていますが、対象はハイエースの同型で商流の違いだけ、他車検討はしていません。
競合他社が安く作り売ったとしても、法人リースの場合下取りがかなり効いてくるので、世界中で絶大な信頼を誇るハイエースブランドからシェアを取るのは並大抵な事ではないでしょう。ランクル(特に70系)、ハイラックス、ハイエースはそこが強い。70なんて中古で欲しくても高すぎて手が出なくなってきました...
逆に今回乗り換えても全くコストアップせずに済んだのは良かったです。