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業務車両の紹介16 トヨタダイナ2020.05.22

このところ木下建工は若者率が高くなってきています。ありがたいことですが、頭の痛い問題が運転免許制度。
約3年前の2017年3月、新たに準中型自動車免許が設けられ、以降普通自動車免許を取得しても通称2t車が運転できない事態となってしまったのです。




私など30代はいきなり4tダンプも運転できましたが、これから入ってくる若者は普通免許だとちょっとした車両も運転できない。4ナンバーでもダメなんです。
例えば2017年10月導入のダブルキャブ。

業務車両の紹介2 – いすゞ エルフ ダブルキャブ





最大積載量は1,450㎏、パワーゲート付きで車両総重量4,480㎏と今の普通免許では運転できません。

もちろんダンプや橋梁点検車(車両総重量7,930㎏)、4tユニック(車両総重量7,940㎏)の運転にいずれ中型免許が必要になるので、会社負担で教習所に通う制度を作りましたが、一方でそれほど重量物を扱わないのなら運転できる車両を増やすのも業務効率向上になります。

そうした考えから2018年10月に導入したのがトヨタダイナのダブルキャブ。

業務車両の紹介8 トヨタダイナ ダブルキャブ1.0ton




橋梁、トンネル、水路補修の専門工事部門が移動する際、発電機や道具を積みますが土砂を積むわけではないので、重さは控えめでも大丈夫。
そんな背景から稼働率は高く、昨年と今年は新卒入社人数が多いので、普通免許でより荷台の大きな車両も欲しいという現場の意見。

前置きが長くなりましたが、そんなわけで今日納車になったのが「トヨタダイナ」




普通免許に抑えるため積載量1.25tという数字ですが、荷台が大きいので、使い勝手は良さそうです。






もちろんATで4WD、ドラレコも装備しました。フォグランプも今は全ての現場用業務車両につけています。やはり専門工事で山方面に行くとよく霧が出るので、ドライバーからは好評です。







残念なのがいまだにDYNA 1.0系は自動ブレーキがつかないところ。
1年半前に買ったダブルキャブの時は、次回の購入の際はついてるといいなと思ったのですが、まだしばらくかかりそうですね。

2.0トンにはもう搭載されてるので、普通免許で運転できるクラスこそ、経験年数の浅い運転手の可能性が高いのでトヨタにはやる気を見せて早く搭載してほしい。

買い替え需要を喚起できる装備かはわかりませんが、社会的責任を考えれば技術的にできることをしない選択肢はないと思います。
 

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