NEWS

6/27更新!埋沢大橋 耐震補強工事のお知らせ2024.06.27

埋沢大橋を走る1台の車。一般の車とは明らかに違うカラーリングです。




走行しながらCQドクターによる床版コンクリートの劣化調査をしている様子です!
CQドクターとは、電磁波レーダを用いた非破壊検査結果の測定データに基づき、機械学習分析手法を採用した鉄筋コンクリート表面及び内部のひび割れ、土砂化の損傷推定範囲の検出を行うシステムです。






この車に計測機が積んであるので、走るだけでデータが取れるんですね。従来は白黒コンター図より目視で読取るのが難しかったのですが、このCQドクターでは損傷推定範囲がクラスター分布表示となり、わかりやすくなるとのことです!

150プラドはこういうガチな業務用途にするのも似合いますね。でもこの車では歩道の損傷はわからない、、、

心配不要です。






歩道は歩道用の機械で診断しています。

さて、足場の中ではせん断補強として炭素繊維補強及びCFアンカーを施工中です。

写真は炭素繊維。




施工の様子。




CFアンカー。CFアンカーとは、炭素繊維ストランドを束ねたもので、この束ねた炭素繊維ストランドの端部を扇状に広げて炭素繊維シートに接着します。




阪神淡路大震災以来、既存インフラの耐震補強として、居ながら使いながらにして施工可能な技術が求められました。SR-CF工法研究会にて、これに応える技術として炭素繊維シートによる建築構造物の耐震補強工法「SR-CF工法」を開発した経緯だそうです。

当社は古くからSR-CF工法研究会会員であり、実績があります。今回の施工も自社の技能スタッフで直営施工しました。

今後も安全第一で工事を進めてまいります。

Category

カテゴリー

Archive

アーカイブ

New Post