高校生に気候変動の現状と断熱について講演しました2022.11.18

今日は私たちの地域貢献活動の一環として、長野県立岩村田高校で気候変動の現状と断熱について講演しました。

長野県ではこれまで脱炭素社会実現のため、市民有志によって各地で勉強会・ワークショップが開かれてきました。
昨年策定された「長野県ゼロカーボン戦略」はまさにこうした動きを後押しするもので、今回は長野県佐久地域振興局の主催によって依頼があり講師を務めさせていただきました。

気候変動のパートは上田市民エネルギー藤川理事長が担当。



木下建工のパートでは、どうして建物が寒いのか、断熱とは何か、断熱すると快適になって使用エネルギーが減り出費も減る、何より温室効果ガスの排出が減るといった話をプレゼン。

また昨年上田高校で行われた教室断熱ワークショップについても説明しました。



断熱は目に見えないのが説明に苦慮するところ。後のためにと思い、上田高校の際はサーモカメラで同時刻隣り合わせの断熱していない教室と断熱した教室を同条件で撮影しておいたので役に立ちました。




本来はDIYで断熱をしなくても十分勉強に向いた環境があるべきだと思いますが、いまある学校はほとんど断熱がされていません。
新築でも熱貫流率（Uw）2.0以上の窓を採用しているのを見るとがっかりしますね。

こうした活動が、長野県から環境を変えていく一助になれば幸いです。