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災害対応訓練で長期保存食を調理試食しました2021.05.31

災害の応急対応を長野県より要請されたことを契機に創業した木下建工。
それから70年、BCP(事業継続計画)という言葉がある前から非常事態への備えをしてきました。
昨年竣工した新本社は省エネルギーの観点からの視察が多いですが、脱炭素というだけでなく事業継続の点からも利点が多く日射取得や再生可能エネルギーの導入を行っています。




非常用水確保のため真剣に井戸を掘ることも検討したほどです。コストの点でエコキュートのタンクで確保することにしましたが、実はまだあきらめてはいません...

新本社でも引き続き災害対策本部要員の食糧を備蓄しています。なんと賞味期限は5年間!
ですが時間がたつのは早いもの、2016年に購入した分が期限を迎えました。




そこで期限が切れる前に調理訓練と試食をしてみました。コロナ禍なので各自で持ち帰り家で実施します。




さて、エビピラフです。作り方はお湯を入れるだけ。




15分でできました。味はアルファ米独特の香りがありますが、ピラフのぱらりとした感じは見事に出ています。お腹が減っていれば美味しくいただけると思います。




次はカレー。まあパウチしたレトルトはスーパーでも売っていますが、賞味期限が5年と長いのは保存食ならでは。味はどうでしょうか?




これは保存食という先入観を覆されて美味しい!お米を家で炊いているので当たり前かもしれませんが、イベント会場などなら売れるレベルです。ちゃんと辛いのが嬉しい。




備蓄の中にはスイーツも。




このあんこ餅は水に1分ひたすだけ。面白そうなので子ども達に作ってもらいました。



あんこも粉末状のものを少しの水で溶かします。ちゃんとあんこ餅の味がする!




ちなみに一番人気だったのはビスコ、これも賞味期限5年です!




ネットで見ると値段はひとつ400円から800円と、ちょっと高い。でもひとつあると子どもたちにも喜ばれそう。味はビスコそのものです。





さて新しい長期保存の備蓄は入替でもう購入しましたが、考えたら会社の横でお米を作っています。
大都会とは違ってわが家もお米は30キロで買っていますし、そもそも兼業農家の社員も多く米や野菜が手に入らない状況というのは考えづらいです。

スーパーで買える家庭用レトルトでも賞味期限は1年以上ありますし、缶詰なら3年はザラです。(原理的には賞味期限切れても食べられる)

釜があれば端材で火をつけ米は炊けるので、日本の誇る親子丼やカレーなどの美味しいレトルトを買っておき、賞味期限が切れる前にランチで食べるか子ども食堂やフードバンクなどに寄付というのも考えたいです。




今後も継続的に非常時へ備えていきたいと思います。

 

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