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Zehnder Comfohome のフィールド実習をしました2020.12.07

先日開催されたパッシブハウス・ジャパン主催の換気空調施工研修「三原塾2020 フィールド実習 in つくば」
建築設備技術者と設備系技能スタッフ含む3名で実習してきました。

パッシブハウス向けに究極の換気空調を追求する中で生まれたZehnder社製Comfohome(第2世代)が日本に導入できることとなり、この設置工事にはフィールド実習の受講が前提ということでスケジュール最優先で調整しました。




Zehnder Comfohome は、ヒートポンプ式全熱交換換気システムというもので、換気と空調(暖房・冷房・除湿・空気清浄)をワンパッケージにした世界初のシステム。換気空調一体システムとしては唯一パッシブハウス研究所の認定品です。実機を目の前に施工研修。






講師エコモ株式会社の三原代表取締役より施工要領を超えた細かい工夫のポイントや、消音ダクトの丁寧な施工について説明を受けその場で実際にやりOK頂きました。北海道での施工がベースとなった気密・結露対策は、私たちにとってもここまで念入りにやるのだなと感じるもので、管理と施工の上でとても勉強になりました。




また、Zehnder Comfohome の日本販売に尽力された日本総販売元 株式会社タナカホームの田中代表取締役社長より実物で詳しい説明をいただきました。いろいろとマニアックな質問にもお答えいただけ、この機械が居住者に最適な環境を最小のエネルギーで実現する目的のため、非常に高度なレベルで作りこまれていることが確認できました。

お客さまの見えるところにつく操作パネルのインターフェースはかっこよく直感的に操作できます。スマホに綱kがる家電を買ってもアプリでイライラさせられることが多い昨今、このあたり日本製品も見習ってほしいところです。




さらに、パッシブハウス・ジャパン事務局長の島田材木店様が昨年建築した「アトリエのある小さな木の家 K様邸」に搭載された、Zehnder Comfohome 実機の運転状態を確認。K様邸は以前森みわ代表に案内いただける機会があり、見学していますが、その際は第1世代のComfohome が搭載されていました。

第2世代となりさまざまな性能が向上しているとのことですが、動作音が静かになったのは直ぐにわかり印象的でした。

Zehnder Comfohome


一同興奮が冷めやらず、帰りの社内ではこれからの換気空調とはという話題で盛り上がりました。

木下建工のリテール向け建築設備対応エリアである佐久市、北佐久郡の一部(軽井沢町、御代田町)南佐久郡~野辺山までで見積施工できるよう準備を進めています。
パッシブハウスクラスの超高性能住宅向け、建てもの燃費ナビで性能確認しての施工というフローになります。
早く施工したいですね。
 

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