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木造超高断熱 木下建工新本社 太陽光工事進捗2020.10.02

新本社では大工さんの木工事がひと段落し、電気配線と器具付けが進んているところです。
前回予告していた太陽光も搭載され、事業計画認定も下りたので、あとは系統連系するだけです。


南西側に振れた方位


太陽光発電について
木下建工にとって、実は太陽光は初めてです。これまで低炭素社会を目指す方向には賛成でしたが、高額な買取価格と結果として発生した権利の金融商品化には否定的立場でいます。里山などの無秩序な開発行為による土砂崩落、インフラへの被害発生も懸念しています。

現在では売電単価の低下により、ようやくそうした一種のバブル的新規開発が終結しており葛藤なく搭載することができました。

今回は19.2kW搭載しています。現本社は従量電灯C 15kVAですが逆潮流を考慮して契約電力を上げました。太陽光のための契約電力大きくしたくらいなので、デマンドからいって晴れた日中は仕事しながら電気を売る時間が多そうです。

エコキュートは日中焚き上げる予定で当然電気自動車も太陽光で充電します、このあたりは全回路計測可能ですので、実際に使いながら調整していきます。


漏水リスクをなくすため掴み金具にて設置


目標について
現在買取単価が安くなっていますが、木下建工の目標は「電気代マイナス」ではなく、本質的な電力量でのマイナスです。
平日日中はまず自家消費し余剰を売電、夜間は買電、休日日中はほとんど売電になります。

設計時に参考にした2018年の現本社電気使用量は 19,312kWh(過去3年毎年だいたい同じくらい)とチープな建物の割には多くありません。OA機器は新しいものを積極的に導入するので相当省エネが進んでいるのと、冷房はそれほど電気を使わない、建物を平日の日中時間しか使わない(これが一番大きい)ためです。

新本社での使用量想定ですが事務機器分は変わらない、空調は超高断熱にはしていますが、面積が広くなるのとこれまで都市ガスFF暖房、灯油ファンヒーター併用していた分が電気になるので、台数から少し増える可能性も想定でき、増加しても賄えることを目標に25,350kWhとしました。月504kWh増えてもいいイメージ、(8時間 x 21日 x 3kW のヒートポンプ冷暖房稼働で504kWh)、数字は正直私の肌感覚ですが、相当安全寄りかとは思います。

新本社では全回路電流計測しHEMSに接続していますので、回路単位で何がどのくらい使っているか今後検証していきます。


AiSEG2対応、汎用品にうまくのせコストを削減


容量選定について
検証のためパネルメーカーのシミュレーションに加え、佐久市運営のソーラー発電所の公開された数字を直流交流変換能力で割って使いました。

佐久市だと過去5年間変換能力kWあたり1,650kWh年発電しているので、15.5kWなら25,575kWh発電することになります。方位の問題とコスト最適化の観点から、変換能力がパネル容量より少なめにしており、安全寄りで計算しました。

ちなみに佐久市の日照時間は年間2239時間(2019年)で全国 844地点中9位、全国トップクラスですので条件は極めて良いです。全国各地の日照時間は気象庁の気象統計データで確認可能です。


さて、現地はようやく外壁塗装が終わり今週足場が外れました。
来週は設備工事、そして稲刈りの予定です。



 

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