モールテックス講習会に参加しました2019.02.18
先週15日は埼玉県で開催されたモールテックスの施工講習会に、社員2名で参加してきました。
モールテックスは、ベルギーの左官塗材です。水を通さない薄く強靭な仕上げ層をつくることができ、優れた機能性と高い意匠性を合わせ持っています。
独特の風合いが出るので、店舗の床や壁などに使われるのと水に強いことから最近はキッチンやお風呂!にまで使われ始めています。
具体的な案件はないのですが、最近お店づくりや、住宅リノベで話題になることがちらほら出てきました。コンクリートを補修保全する材料も一緒ですが、やはりこういったものはお客様に提供できるまでにきちんと勉強して、社内で練習やテストをする必要があります。
早めに認定を取ろうかと思い行ってきましたが、これがなかなか難しい。
しっかりと施工しないと性能も出ませんし、わざと違うやり方も試してみて意匠性が落ちるのを実際に施工して痛感しました。
今回興味を持ったきっかけは、水回りの使用例が多い点。
モールテックスは既存のタイル面の上からも塗布できるので、タイル除去作業が不要となりリノベーションの切り札かも?
現場にあったサンプル。段ボールに2.5mmのモールテックスを塗り水を入れていますが、全く染みてきません。
同じカラーでも表面の保護に使うコーティングでこれだけ色の差が出ます。左から2番目がもとの色に一番近いです。
それぞれの保護材に性能の違い、向き不向きがありますので、実際の施工にあたっては十分な検討と打合せが必要です。
木下建工でも今後店舗の新改装や、断熱改修同事例フォームなどでお客様のご要望にお応えする一つの素材として提案していければなと思います。