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【スタッフから】住宅内の室温の変化が居住者の健康に与える影響とは?2019.02.04

木下建工でも定期的にご依頼いただく『断熱改修』
家の断熱性能を高めることで、省エネルギー性能を向上させることが目的ですが、省エネ以外の効果として注目されているのが、居住者の健康状態にもたらす影響です。

2019/1/24に国土交通省から大変興味深い報道発表資料が出ています。
断熱改修等による居住者の健康への影響調査 中間報告(第3回)として、住宅の室内環境が血圧など健康関連事象に与える影響について、以下の知見が得られつつあるそうです。

1. 室温が年間を通じて安定している住宅では、居住者の血圧の季節差が顕著に小さい。
2. 居住者の血圧は、部屋間の温度差が大きく、床近傍の室温が低い住宅で有意に高い。
3. 断熱改修後に、居住者の起床時の最高血圧が有意に低下。
4. 室温が低い家では、コレステロール値が基準範囲を超える人、心電図の異常所見がある人が有意に多い。
5. 就寝前の室温が低い住宅ほど、過活動膀胱症状を有する人が有意に多い。 断熱改修後に就寝前居間室温が上昇した住宅では、過活動膀胱症状が有意に緩和。
6. 床近傍の室温が低い住宅では、様々な疾病・症状を有する人が有意に多い。
7. 断熱改修に伴う室温上昇によって暖房習慣が変化した住宅では、住宅内身体活動時間が有意に増加。


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やはり省エネルギーも大切ですが、断熱改修は温かく涼しい家に住みたいという気持ちが動機になるためか、お問い合わせや施工事例へ見学いただいた方からも、健康面の質問をよくいただきます。

高気密高断熱住宅に住んでみて、実体験として風邪やインフルエンザなどにかかりにくくはなりましたが、定量的なデータではないのでこうした調査で有意な結果が出ていると、やはり社会に断熱改修を広めていかなくてはという気持ちになります。

佐久地方でもリフォームのご依頼をいただいて現地を見に行くと、根太に断熱材がなく床が張ってあることが良くあります。こうなると床の温度は外の温度に近くなって当然ですね。




また断熱材は入っていても、キッチリと充填されておらず気流止めもない、気密的にも隙間だらけの家、窓がアルミサッシなど熱が逃げていく家では室内の温度を保つことはできません。ですのできちんとした施工能力のある会社で断熱改修をするのがおススメです。




改修前後の件数と期間、内容について詳細は国土交通省のWebサイトをご確認ください。

 

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