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IVT社 LATENTO太陽熱給湯暖房システム説明会2018.05.29

昨日は長野市で、ドイツ製のLATENTO太陽熱給湯暖房システムについてメーカー技術者が来日し、説明を受けてきました。
「太陽熱」というと、かつて社会問題にもなった訪問販売の悪いイメージがありましたが、近年技術的な筋の良さが見直され、日本でも最先端のエコハウスで採用が進んでいます。

LATENTO


製品の解説とドイツ、シンガポールなどでの最新事例についてプレゼンがありました。
太陽光発電と併用しPVの効率が落ちないよう温度上昇を抑えるため冷却水を使い、それを熱回収したり面白い事例でした。

また今回は活用パターンとしてビニールハウス栽培、温泉のほか、長野県での事務所併設住宅の事例について説明を受けました。
薪ボイラーで太陽熱と併設可能なシステムで、今後の可能性を感じさせる内容でした。
地域によりますが県内でしたら補助金面での後押しも(太陽光発電ほどではありませんが)あるそうです。

薪ボイラー


多様な気象条件、使用条件に備えたシステムとなっており、幅広いお客様に活用いただけるなと思います。
シンプルな構成で採用すればメンテナンス性が高く高効率、部品のデリバリー体制も説明では問題ないレベルの商品でした。
ITV社は配管部材発祥とのことで、耐久性が高く熱損失の少ない配管には自信があるそうです。写真は同一敷地内(民地)建物間を結ぶ埋設用のものですが、それにしてもゴツイ配管でなるほどと思いました。




佐久周辺は晴天率が高く、森林資源も多い地域です。
太陽光発電によって電気を作るのもよいですが、エネルギーを直接熱として利用するのは理にかなっています。

お風呂、炊事以外でも熱交換してパネルヒーターで冷!暖房としての用途にも使用可能だそうです。
ぜひリフォーム時に導入を検討されてはいかがでしょうか。気になられた方はお問い合わせフォームから、木下建工までご連絡ください。



 

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