【施設事業部】軽井沢町追分の解体工事完了2018.01.10
木下建工では長めの年末年始休業を頂き、今週より新年の業務を開始しています。
以前こちらの記事でRebuilding Center JAPANさんによるレスキューの様子や、12月に解体開始を投稿した軽井沢町追分の工事が、昨日終わりました。
今回の解体工事、この場所に新しい建物の予定があるので、コスト削減のため伐採も一緒に行っています。できるだけ森を残しつつ、そうはいっても建物にかかるところとその周辺はきちんと伐採しておかないと、後で再度伐採することになり費用がかさみます。
また弱くなっている木、伸びすぎて高すぎる木も、周囲の木を伐採したことで風の影響を受けやすくなります。倒れた際に建物を痛めてしまう可能性があるので伐採が必要です。
解体で出てきた浅間石、ある程度の大きさであれば外構に使えるので残してあります。
やむを得ず伐採した木は、玉切りして現地に置いておくことで、今後薪割り、乾燥を経て薪になります。以前は針葉樹は油分を多く含み、薪ストーブを痛めるとされてきました。近年の高性能な薪ストーブは針葉樹でも問題ないものが増えています。
今後シラカバを植える予定があり、敷地内にウダイカンバがあったので移植前提で残しました。シラカバは虫、病気に弱いのですが、ウダイカンバの葉には抗菌物質が含まれていて、ウダイカンバの周囲にあるシラカバはこれら揮発した抗菌成分のおかげで褐斑病を発症しにくくなっているそうです。(リンク参照)
防腐処理、固定して子供のアスレチック用に丸太ステップ(木株とび)を作っても、面白いかもしれませんね。