業務車両の紹介4 ダイハツ タントと軽自動車の選定について2017.12.21
新車導入時にお伝えしている「業務車両の紹介」シリーズ。PVは全く伸びませんが、わざわざ感想を伝えてくれる人がいるなど一部で好評です。
きっと車や重機というのは、マニアックな方の琴線に触れるのかもしれません。
今回は本日納車されたばかりのダイハツ タント。タントはご存知の通り商用車ではありませんが、弊社での車両選定について紹介してみたいと思います。
木下建工の標準業務車両は、以前も登場したトヨタ プロボックスの他に、家での駐車場所(業務車両は施工管理をする社員に貸与となり、本社や現場への通勤に使われる)や取り回しの狭い現場用に、ダイハツ ハイゼットカーゴも選べるようにしています。
何台かリプレースのタイミングを迎えているので、先日あらためて調査し用途に応じた2車種を選定しました。
今回追加要件1:自動ブレーキ
メーカー発表の統計調査によると自動ブレーキ搭載車は大幅に衝突事故確率が減っています。メーカー発表の半分だとしてもメリットがあると判断し、今回のタイミングで標準搭載にすべく要件に追加しました。タントはスマートアシストIII搭載。IIと比べて対歩行者のカバー、制御の速度差が広がるなど進化しています。
なお、保険料も来年1月から9%割引になります。
「セーフティ・サポートカー割引/ASV割引」の導入について CNET Japan SBI損害保険株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:島津勇一、以下「SBI損保」)は、衝突被害軽減… https://t.co/9CgqJnwnkg
— 損害保険ジャパン (@songaihokenjapa) 2017年10月16日
今回追加要件2:ドライブレコーダー
ドライブレコーダーは万が一の際に撮影できていないと困るので、あらかじめインストールされる安心感から要件に追加。私なんかはDIY精神あふれるタイプなので、ディーラーオプションなら自分たちで後付けしたくなりますし、人件費を考えてもコストは下がりますが、保障年数を考えると後付けは通常1年、オプションなら保障3年なので2万円程度の差なら悪くない選択かと。
まあ、後付けでもいいのですが、使わない運転を気を付けていても下の動画みたいなことがあると思うと装備したくなりますね...
昨日の事ですが、東名阪の亀山JCTの上り線で渋滞中に神戸580く47-81のMOVEが路側帯を走行し、いきなりハザードを炊きながら割り込んでき、本線で駐停車し、運転手が本線を歩くという役満でした。怒鳴っていましたがドラレコを指さすと黙りました。皆さんも気をつけましょう。 pic.twitter.com/L8TiLrwsKd
— 保険金生活2017 (@noutan0506) 2017年8月20日
今回追加要件3:バックモニター
乗り込む前の車両周囲確認が基本ですが、やはりバックモニターはあればさらに安全です。現状納車時から搭載するバックモニターはナビの画面を利用するものとなりますので、遠隔地にいく機会が多い保全事業部の車両に配備します。
上記安全面での追加要件を加味し選定。
※今回見積のみでRFPは未実施ですが、実際の評点はより粒度が細かく車種も多いです。
ダイハツ タント
主に人を乗せて移動する用途で採用。モデルチェンジしたNBOXの総合力も高く悩みました。
ダイハツ ハイゼットキャディ
ダイハツ ウェイクの商用車版。積載重量はカーゴより落ちます。また、定員2名です。あまり見ないレア車で今月納車予定ですがまだ来ない・・・
正直現在の標準車両であるハイゼットカーゴに自動ブレーキがついていたら選定されなかったかもしれません。
なんでハイゼットカーゴに自動ブレーキついてないんだ!と思っていたら、先日のMCで「スマートアシストIII」が搭載。12月購入分は間に合いませんでしたが、来年1月購入は間に合うとのことなので、早速納車される予定です。
プロボックスにも早く自動ブレーキが搭載されるといいですね。
現状コストアップ分は保険料の割引だけでは吸収できませんが、事故の確率が減るので商用車にも積極的に搭載してほしいです。