業務車両の紹介3 キャタピラー 314F2017.12.01
一部の方に好評の「業務車両の紹介」シリーズ。
ある日のこと、当社管理センター(資機材管理、メンテナンスをする場所)にやってきたトレーラー。
CAT 314F だ!
2017年11月発売の最新機種で、RFP時は英語のカタログだけ渡され検討する状態でしたが、0.45㎥の超小旋回機。
先週のうちに日本には届いていましたが、当社仕様の補強等カスタマイズをしていただいていました。
国内初かは断言できないですが、長野県では間違いなく第一号機とのこと。
木下建工では重機のカラーは基本純正のままとしています。コーポレートカラー(深い青)にする意匠性より、視認性・安全性を優先した結果ですが、現在CIを見直しており安全で当社らしいカラーリングに今後は変わるかもしれません。
意外なことにi-Con向けオプションも搭載していません。
狭い場所でも仕事できるようオフセット仕様にしたのですが、マシンガイダンスのセンサー類がそうした動きに対応しておらず、搭載することが事実上できませんでした。
上の写真のように、ブーム中心でオフセット(角度を変える事)ができ、移動せずに正面を向いたまま左右の掘削やコンパクトな動きでダンプへの積み込みが可能です。
このご時世ですから、情報化施工用対応機にしたほうがいいのでは?という意見も社内ではありました。
ですが今回は0.45㎥の超小旋回機ですし、木下建工の場合一般的な土木工事は少なく、水道の本管リプレースといった市街地土木や、災害時の緊急対応、電力、通信インフラの狭隘で制約のある現場が多いので、機動力を重視した選定としました。
いかにも仕事できそうなリアビュー、ボテっとしておらずすっきりとしています。
コンパクトな旋回半径が、市街地土木や制約のある現場で威力を発揮します。
エンジンは4.4リッター、RFPで検討した他社のものより排気量大きいエンジンを搭載していますが、低回転でパワーが出るので燃費も向上しています。
ディーゼルですが尿素SCRシステムを搭載しており、窒素酸化物(NOx)の排出を低減。
オフロード法2014年(Tier 4 Final)適合です。
社内周知文書より転載
当たり前ですがバックカメラ搭載。安全第一です。
短時間ですがシートにも座ってみました。やわらかいですがフカフカというわけではなく、適度なサポート力がありました。
非常に快適なので、オペレーターさんには喜ばれそうです。
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