業務車両の紹介33 SUZUKI ジムニーノマド JC742025.11.28
業務車両の紹介33弾はついに来た！！
超人気過ぎて受注停止になった「ジムニーノマド」です。
10月輸入～登録され、今月の初めに納車されました。
皆さんが気にする発注日ですが、今年の初め受注開始されたその日。
しかも営業さんの動きが早くて！本当に長野県一番にシステムを通してくれたそうです。
シエラなど受注待ちからの変更が優先納車になったので、この時期になりましたが、いつまで待っても買えない70と違って年内に来てくれてよかったです。
この車両は、以前にも紹介したことがある、JB23ジムニー林道スペシャルの入れ替えです。
そもそも数年前に5ドア国内導入のうわさが出た時点で地域のディーラーに相談していました。
東信森林管理署の仕事などで林道に行く機会は少なくないものの、アクセス道路は中部横断自動車道を走る機会が多かったです。
また、軽でMTタイヤが威力を発揮する場面もあれば、また、大雨の前後で舗装路をパトロールするなど山での走破性と一般道のバランスを考えてもいました。
シエラでもいいんですが事務の小型車4WDの稼働率が低かったので、5ドアなら軽ジムニーと合わせて2台売却して1台にできるという考えで、今回導入しています。
ほぼ素の状態で購入、それでもいまどきなので安全装備はいろいろついています。
SUZUKI 白文字のフロントグリルはディーラーオプション。メッキが建設会社っぽくないなと感じたので変えてもらいました。
社外品のキャリアも載せました。私たちの用途だと、災害時などに作業灯の搭載が必須ですが、こちらは内蔵していてすっきり。
丁寧な説明書が同封されていて取付はスムーズでした。
今回足回りはまだノーマル。純正ホイールにYOKOHAMAのスタッドレスでこの冬は乗ります。
春になったらスズキの鉄チンに林道にそこそこ強く高速も走りやすいタイヤをはかせると思います。
MTではなくTOYOのオープンカントリーRTかBFグッドリッチのALL-Terrain T/A KO3あたり。必要ないから太くはしない。
ショック、バネなどゆっくり考えますが、少し上げるかも。ホイールとタイヤは黒い鉄にブラックレターというところまでは決まっています。
あとカスタムはサイド下部に傷防止のプロテクターをつけて、必要に応じてウインチは付けるかもしれません。
さて、1000㎞少し高速と街乗りしてみました。
AT4速なので燃費が心配なところですが13.3km/L走っています。1000㎞超えてからそこそこ回したので燃費のいい人が乗れば14㎞/Lも行くかなという感じです。
乗り心地はスタッドレスということもあると思いますが、とてもいい。ホイールベースの長さが効いています。
比較対象が前のジムニーになりますが、1500のエンジンは静かでスムーズです。
だいたい60㎞で1750rpm、70kmで2000rpm、80kmで2300rpmという感じです。
ノマドは小回りが利かないって噂で、前のジムニーは売らないでとっておくことも考えたんですが、杞憂でした。確かにJB23と比べれば多少大回りですが、全長短いし問題になりません。
最小回転半径は5.7mでアルファード並みとか言ってる人間はおそらく乗らないで言ってるだけ。使い勝手は全長なのよ、そしてむしろロング化されてもオーバーハングはJB74と一緒というところで、設計思想が見えますし好感です。
結局現場でこれで困るシーンって考えずらいです。私たちはガンガン乗りますが、小回り小回り言ってる皆さんはそんなところに新車で入っていくんでしょうか。
吊るしでこの動画の通りの走破性ですから、、、
ホイールベース延長で亀の子になるとかネットの記事で見たけど、どこを走るんですか(笑)
そういう使い方する人は、用途に応じて当然カスタム考えるし、それが仕事なんですよね。
そうやって自分たちの仕様を作っていくんです。俺の考える最強のジムニーを純正で売れとか机上の空論過ぎる、AIが書きそうなことだなと思いました。
今回こんな人気になると思わなくて、純粋に業務用の必要で購入したので驚いています。
でも乗ってみて、5ドアになったことで子どもがいてもまだ小さければ家用の車として完全に使えると思ったし、それでいて99％の人は遭遇しないでしょうが、いざという時には頼れるので売れるわけです。
ジムニーって愛されてますよね。このぐらいのサイズが山でも街でもちょうどいい、見た目もカワかっこいい。パーツもたくさんあって壊れても修理してくれるところもたくさんある。だから長く乗れるし愛せます。
13年落ちのJB23もいい値で売れました。やっぱり軽だし本当にぎりぎりのところを行くにはいいベース車になると思います。まだまだ走りますからね、よかったです。
電装品はこれから、足まわりもこれからなので、また春になり装備が完了したら建設会社仕様版として記事を書くかもしれません。
