中込駅前配水管布設替工事 竣工しました2024.04.08
佐久水道企業団発注 佐久市中込駅前配水管布設替工事 竣工しました。
近年配管工事ができる技術者・技能者の減少が社会問題となっています。
木下建工では水道本管(配水管)と付随する給水管工事に関して、今後も必要であり続ける仕事と位置付けています。
また災害時の対応観点からも技術者、技能者を育成し内製化、資機材も含め社内一貫体制による施工能力を維持し続けたいと考えています。
地元の水道を供給している、佐久水道企業団は適切な計画でインフラの更新を発注されているため、常にこうした仕事が一定量あるのもありがたい点です。
たまにしか受注できない仕事では技術、技能の継承は困難ですので。
というわけで今回は現場管理のメインを担当したのが30代前半の社員。
現場が終わり本社で書類をまとめているところで、Web担当がインタビューしました。
技術3部の池上さん。配管工経験を積んだのち技術者となり奮闘中。
無事故で完工、お疲れ様でした。
この工事振り返ってみてどうでした?
この工事振り返ってみてどうでした?
今回は大変でした...飲食店や企業がある駅前での布設替なので予想はしていましたが、現場管理の面で非常に気を使うことが多かったです。
駅前なので交通量があるところを横断していて、常に交通への支障や第三者災害が起きないよう、掘削埋戻し含め工程管理や安全管理に気を使いました。また市街地の布設替えの常ですが、既設管、NTT、都市ガスなどが入り組んでいて事故を起こさないように慎重に進めつつ、新設管のルートや高さを都度検討して工事しました。
最終の管割図。乙字管などで埋設物を避けている。この地方の水道工事は施工者側に求められる設計要素が大きい。
中込での別件工事との関係から、実工期は伸ばせない状況だったので、無事に完成して正直ほっとしています。
先輩について、新たに水道工事に挑戦したのが去年入社した若者。聞いてみましょう。
異業種からのUターンで去年木下建工に入社した菅沼さん。現場と技能が分かる技術者になるべく修行中。
水道工事をやってみてどうでした?
前回の土木現場では、ほとんど管理だけでしたが、今回は初めての本管工事なので手掘りメインで何でもやりました。駅前で埋設物が多かったのと給水が入り組んでいて、手掘りが多かったのは大変でした。昔は千曲川の河原だったのか、結構大きな石がごろごろ出て重いし、、、
体力には自信があったけれど、土が凍っていて堅くて全然掘れないんですよ。相当筋肉を使ったので、現場エリアにある「頓珍館」でボリューミーと有名な「とんちんめん大盛」を頼んだけどペロッと食べちゃいました。
とんちんめん大盛はマジで多いよ。さすが20代。
長年愛されているとんちんめん(普通盛り)。
とんちんめんは僕も普通盛りにしました。(笑) 飲食店の方々には交通規制や死活問題の断水がどうしても発生する工事なので、工事エリアのお店にはランチに行ってひとこと挨拶し、落ち着いた時間帯に工程の説明するなどでコミュニケーションしました。
工事の性質上どうしても最初は距離感あったんですけれど、雪が降って現場内を重機で除雪する際に、商店街の通路や、そこに面した駐車スペースを除雪していたら何軒ものお店の人たちから声をかけてきてくれて。それ以来さらにスムーズにやり取り出来て、断水して給水の切り替えなどもうまく調整することができました。
いい話だなあ。難工事おつかれさまでした!
Tags:布設替 配水管