長野県建築士会創立70周年記念式典で講師をしました2022.11.14
今年は長野県建築士会創立70周年です。
11/5(土)上田市で開催された記念式典で、「これからの省エネ建築について」と題し、断熱の効果と施工のポイント、木下建工新本社の事例を発表しました。
プロジェクトの当初考えたこと、実際に建てて使い計測し考えていることを50分、その後鼎談、フリートークと長時間お話しさせていただきました。
裏テーマは「やりたくなる脱炭素」
断熱は施工が命!付加断熱して、グラスウール使うなら別張り防湿シートしてといった点から、目標をZEBではなくゼロエネルギー(最近はパーフェクトZEBというそう)にするとエネルギー量と費用はどうなるのか、やらない理由がなくなるような実データを元にしたプレゼンをしてきました。
断熱は最初にしておけば故障しませんし、しかもランニングコストが大幅に下がります。
空調設備容量を減らすことができる分イニシャルコストが下がり、十数年後の更新時でもその効果は生き続けます。
腑に落ちた建築士さんが多かったようで、懇親会でたくさんの方々が声をかけてきてくれ、関心の高まりを感じています。
©UEDA Hiroshi