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野沢北高校で気候変動の現状と断熱について講演しました2022.12.12

佐久市の野沢北高校で「これからの『断熱』の話をしよう」と題し50分間気候変動の現状と断熱について講演しました。

今の時代は学校で「探究的な学び」の時間があり、今年度からその外部アドバイザーを務めているのですが、今回「地域課題の共有」をしてほしいとの依頼がありました。
季候変動は世界共通の課題ではありますが、その影響ととれる具体的な行動は地域性も大きいです。

プレゼンでは気候変動の仕組みと生態系や人類への影響、なぜ1.5℃に抑えようとしておりそれには2030年までに二酸化炭素排出量半減が必要となることを説明。
私たちができることは何か考えてもらいました。


https://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005403157_00000


断熱については限られた時間のなか、説明しすぎで誘導にならないよう、近隣上田高校の事例で行われたワークショップの様子などを紹介しました。




これまでいくつかの学校の断熱DIYワークショップに携わらせていただき感じたのは、これは探究的な学びそのものだなということです。
課題を発見し、情報収集。そうして自分たちが気候変動に対し何かできることはないか考え実践していく。

今回生徒からは以下のような感想が寄せられました。
・断熱材をつけた建物とそうでない建物の気温の差を、サーモグラフィーを使って示して下さった。断熱の大切さ、強みが明確に見えてとても面白いと思った。
・自分の部屋も朝起きると寒いので、断熱の話を聞いて簡単にできることがあればやって見たいと思った。
・この学校で断熱を施した時にどれぐらい効果があるのかなどを探究してみたい。

今後も地域でのこうした動きを講師他活動を通じ支援していきたいと考えています。

 

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