高校生向け新本社見学会の開催2021.11.12
本日は上田千曲高校建築科の3年生をお迎えして木下建工新本社(NHQ1)の見学会を開催しました。
上田千曲高校には建築科があり1学年40人もの生徒さんが在籍しているそうです。このように毎年県内の現場や建築を見ているそうで、とても勉強になりそうですね。
バスで今年開館した信濃美術館へ行き、臼田新小学校建設現場での見学後、木下建工へお越しいただきました。
新本社プロジェクトでは、「美しい木造の建物」「事業継続性の高い建物」「省エネで快適に仕事ができる建物」の3要素を実現可能なコストで建設するために、エコハウス3件分の考え方に発想を転換し工夫したことなどを説明。
移転後は再生可能エネルギーで業務を行う目標に対し、温湿度、CO2濃度、消費電力を計測。間もなく移転後1年が経過しますが、目標としていた本社業務でのネットゼロは達成し、事務用の電気自動車(走行距離5000キロ)を含んでもカーボンネガティブとなる見込みです。
中規模の木造オフィスとして、優れた意匠、脱炭素と事業継続を兼ね備えた木下建工新本社。昨年11月の移転後から、設計事務所や行政の方々を中心に視察が相次いでいます。
私たちとしては、待ったなしの脱炭素が必要な状況において、断熱、日射取得、熱交換換気、再生可能エネルギーといったこれからの木造建築を広げていくため、公的機関やこれから中規模建築物を建てられる事業主様、学生様の視察はできるだけ対応したいと考えています。
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©UEDA Hiroshi
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