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第1種熱交換換気対応機種(ダクト式)施工について2021.09.24

コロナ禍以降急速に注目を集めるのが建物の「換気」
木下建工では、野辺山から軽井沢までの地域で高性能住宅向けの換気専門施工サービスを提供しています。

取り扱い機種は以下の通りです。今回は第1種熱交換換気対応機種(ダクト式)を紹介します。


Zhender Comfohome




究極の一台です。施工研修で実機を見て触り惚れ込んでいます。
居住者に最適な環境を最小のエネルギーで実現する目的のため、非常に高度なレベルで作りこまれています。住宅なら空調すべてがこれ1台でOK、換気も温湿度もお任せあれです。
操作パネルのインターフェースがかっこよく直感的に操作でき、家の状態を把握できるのも良い点。

輸入代理店のタナカホームさんが気合の入ったサイトを作っているので是非ご確認ください。

この機種に関しては正直なところまだ工事実績がないのですが、施工できる会社は大変限られているので、我こそはという案件でお待ちしております。

 

PAUL Focus200




PAUL社はConfohomeと同じZhenderグループ。この機種の良いところは世界特許を取得している最強の素子がまず挙げられます。
樹脂製の高効率熱交換素子は、排気と給気の素子穴が、チェスボードパターンのように配置されており、熱交換素子側面積が2倍になることで、対交流プレート式熱交換素子に比べてより高い性能を実現しています。
パッシブハウスコンポーネンツ認証での熱交換効率91%を誇る、第1種熱交換換気のポルシェ的存在です。

Focus200は顕熱タイプで、別モデルとしてFocus(F)200が湿度回収可能なモデルになります。
木下建工が新本社で使用しているのは全熱のタイプで、施工自体はどちらにも対応しています。

両者の違いは素子と、(F)200はドレンの施工が必要です。

 

マーベックス 澄家DC/DC-S




澄家も人気がありますね。面白い機械でして特徴的なのはダクト式なのにSAのダクトがありません。そのためダクト費用が削減できます。
ただダクトで持っていくことができない分、設計段階から適切な計画を立てないと特に2階にクリーンな空気を届けるのは難しい機種でもあります。
また根強い人気がある秘訣が床面排気方式で、ハウスダストなどをまき上げることが少ないといわれています。

本体床下設置で収納のスペースを取らない点もGoodですね。

DCとDC-Sの違いですが性能能力、本体の大きさが異なります。小さい分DCがリーズナブルです。案件の特性に合わせお選びいただくお手伝いをしていきます。
詳細は製造元マーベックスさんの特設サイトをご覧ください。

 

Stiebel LWZ-130




スティーベル社も熱交換換気を検討すると大体名前が挙がるメーカーです。LWZ-130の利点としては、インテリジェントコントローラーでいろいろな設定ができるのですが、曜日時刻を設定しプログラム運転を組むことができます。
プログラムは21個も組め、曜日と開始終了時刻、風量を選択できます。たとえば日中誰もいない家などは換気風量を下げればその分エネルギー削減になりますね。

※なお旅行に行く際でもブレーカーなどでOFFにするのはダクトのカビなどが心配なので弱風でも流しましょう。





本体は天井埋め込み式で物置などの場所を取らないのもうれしいポイントです。
コストと性能、使い勝手から木下建工でもお勧め機種です。

さて長くなりました。
次回ダクトレス第1種、ダクト式第3種の取り扱い機種説明をしたいと思います。

 

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