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エコハウスS邸が竣工しました2021.03.15

佐久市内で設計施工しておりましたエコハウスが竣工しました。




暖かくエネルギーを使わない家というご希望のもと、窓は全て樹脂トリプルサッシAPW330真空トリプル仕様。付加断熱にフェノールフォーム保温板という構成にしました。このところ暖かい日が続いているとはいえ、2月の佐久平なのに無暖房でお客様と現地確認できるのは断熱と日射取得の力です。




玄関ドアも断熱性能に優れたイノベストD50を選定。昨今断熱の重要性がやっと伝わってきましたが、樹脂サッシやトリプルガラスについてはいいものを選定しているのに玄関がいまいちという例も見受けられます。高断熱ドアはいくつか選択肢がありますが、今回はコストとともにスマートコントロールキーが使えるのが選定の大事なポイントでした。

鍵を出さずに開施錠できてとても便利、鍵穴も見えないので防犯上も有利です。よく車みたいで便利ですねと言われますが、おサイフケータイ®にも対応しているので車のキーよりさらに便利かもしれません。




机や棚は基本大工造作で一部建具屋さんに入ってもらっています。コストをコントロールしつつ使い勝手が良いよう作り喜んでいただきました。




ウッドデッキには照明2灯と、外用コンセントをつけました。これがないとちょっとしたことをする時に窓を開けて室内から延長コートを引く羽目になります。




太陽光はPCS2台により9.9kW搭載、年間日照時間が日本トップクラスの地域に位置する建物として光熱費削減効果とともに、災害時に冷蔵庫が冷やせる、テレビが見れる効果が期待できます。

お施主様とのきっかけは約3年前にさかのぼります。
私たちは公官庁やインフラ系企業、同業の建設会社などエンタープライズのお客様がメイン、個人でもリノベーションが多く、新築は基本的にはお請けしていないことを説明しました。

その際に伺った今後の暮らし方、住まい方のご希望がとても明確で、既存のお客様の改修工事の合間でご希望の建設時期がはまれば、施工できるかもしれませんとお伝えしていたのを覚えています。

その後に世界を襲ったCOVID-19により、2年前にお会いしたのを最後に、遠隔地にお住まいのお施主様とは往来や打合せが困難になってしまいました。模型やCGを前にZoomでの説明や打合せで設計、仕様決定を進めさせていただき、この度無事に竣工することができました。







設計、ご契約から工事までフルリモートというのは、いくら今の時代でもそうそうないでしょうし、木下建工にとっても初めてでした。
毎週施工の様子をメールでお送りはしましたが、こうして無事受け渡しできたのもお施主様から信頼を寄せていただけたからこそと感謝しております。



 

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