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台風第15号による千葉県内の災害支援を実施2019.10.01

木下建工では特段広報しておりませんでしたが、先の台風第15号により被災した自治体からの要請により、(一社)長野県建設業協会の一員として、災害支援活動を実施しています。

今回現地で活動した社員から、いつ東信地方でも同様の事態が発生してもおかしくないため共有したいとの報告があり、長野県建設部のWebサイトにも活動の様子が掲載されましたので、この場を通じレポートいたします。


1.資材支援
長野県建設業協会として、各社の防災倉庫や商社からブルーシート、土のう、トラロープを集め、千葉県船橋市の防災倉庫まで配達しました。

 日程  : 2019/9/15(日)
 人数  : 当社1名(長野県建設業協会としては東信中心に8名)
 配達場所: 国土交通省 関東地方整備局 船橋防災センター
 内容  : ブルーシート3,000枚、土のう15,000袋、トラロープ7,600m







その後9月27日時点で、ブルーシート 3,338枚、土のう袋 18,398枚、トラロープ 10,300m支援しているとのことです。


2.人的支援
資材が充足しても、施工する人手が足りなくては応急対応は進みません。
そこで長野県建設業協会ではこれまで4回にわたり人的支援活動として、被災した家屋への防水を目的としたブルーシート掛けをしており、木下建工は第1陣と第4陣の2回参加しています。

第1陣への参加
日程  : 2019/9/19(木)~9/21(土)
人数  : 当社3名、9人日
活動場所: 千葉県香取郡多古町 

災害地での高所作業ということで、出発前に代表と志願社員でブリーフィング実施。




作業前。(家主様写真撮影承諾済)




ブルーシートをかぶせたところ。




昨年大阪の台風の際は、屋根修理に1年以上かかった場合もあるとのことで、土を入れる前に2重にし、置き場を考慮して紫外線での劣化対策をしています。




多古町内の様子。特にひどいところを撮影したわけではなく、木が密集したところは折れているそうです。密集しているため、太陽の光に向かって上へ向かって伸びバランスが悪く折れやすくなったと思われます。

特に虫にやられたとかでなくても、高さに対して細い木は危ないため、東信地方でも同様の強風が吹けば危ない箇所はあると感じました。




第4陣への参加
日程  : 2019/9/30(月)~10/1(火)
人数  : 当社3名 6人日
活動場所: 千葉県安房郡鋸南町 

南房総市や鋸南町は千葉県がなかなか被害家屋数を把握できていなかったほど、大きなダメージを受けているそうです。




これまで長野県建設業協会の計4回で、300人日が人的支援に携わったそうです。日本は地形地質、気候等の条件から、災害が発生しやすい国土といえます。志願社員は本日も現地にて活動中ですが、この経験を共有することで皆様の備えの一助になれば幸いです。
 

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