国際パッシブハウス・オープンデーのお知らせ2018.10.30
2018年11月9日(金)、10日(土)、11日(日)の3日間、「国際パッシブハウス・オープンデー2018」が開催されます。
世界中のパッシブハウス・レベルの建物が、 一同に見学会を行う国際イベントです。この度木下建工が軽井沢町で建築中の住宅が、本オープンデーに参加することになりました。
もともとお施主様(社内関係者です)が、家づくりを検討する中で、日本の住宅寿命が短さに衝撃を受けたことから今回のプロジェクトは始まりました。
長く愛され残る建物を実現するために、「超高気密高断熱」を要素の一つとして施工したことで、燃費計算によりパッシブハウス・ジャパン推奨ゾーンの高性能なエコハウスとなりました。
充填+付加断熱やLOW-Eトリプル樹脂サッシ、木枠のFIXによって実現した、『0.195』というUa値は、これまで新築、リフォームした中でも異次元の性能ですが、それ自体がこの建築の本質という訳ではありません。
そうした外皮性能と、地域環境と調和した美しい意匠かつ冬期日射取得プラスによって生み出された、年間暖房負荷25kWh/m2 未満の過ごしやすく心地よい空間。
持続可能性に配慮した素材選定や、施工プロセス。
見せていただいた家づくりノートの1ページ目には、こうありました。
”海外の美しい街並みを見るたびに、日本のまちづくりに疑問をもつ。それが佐久なのか、車で通過したどこかの地方なのか景観的にわからないことが寂しい。
それは自治体だけの責任ではなく、地域に生活する一人一人の責任ではないだろうか。”
またこうもありました。
”作って30年で壊される住宅は作りたくない、つくるなら社会的資産となるような家を建てたい。”
オープンデー後には引っ越し予定ですので、この機会にぜひロングライフデザインを実現した「御影用水エコハウス」を体験していただければと思います。
お申し込みはパッシブハウス・ジャパンの専用Webサイトよりお願いします。