【施設事業部】佐久市上中込地区 水道インフラ工事(配水管布設替)のお知らせ2018.01.31
この度、佐久市田口地区にて、配水管布設替え工事をすることとなりました。約1kmにわたる水道の本管を新しい水道管にする、インフラリプレース工事です。期間中は沿道周辺の皆様方に何かとご不便ご迷惑をお掛けする事があるかと思いますが、何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。
工事期間:2017年 12月26日~2018年 6月29日(測量・試掘・調査1/15~2/20、本工事2/20~6/25)
工事場所:佐久市 田口 上中込(下google mapの赤い部分)
作業時間:8:00~17:00
交通規制:車両全面通行止め
この工事、現在は計画をしており、本日は試掘を行いました。
水道本管をリプレースするのには、今の本管の位置、下水道管、都市ガスの位置、通信回線などを地中でよけながら、設計の仕様を満たすよう施工しなければなりません。
そのため施工計画時、ガス管や下水道管の位置を図面をいただき、さらに現地を調査して布設替の施工図を作りますが、図面と現地のマンホールなどで推定しても、掘ってみないとわからないことも多いです。
そこで試掘をしていきます。まずカッターで舗装を切り、アスファルト舗装を斫ります。
舗装を斫り終わったら、バックホウで掘っていきます。市街地土木の場合、土の色が変わったり、少しの変化も見逃さないようにしないとインフラを壊す可能性があります。熟練の直営班が慎重に進めていきます。
既設配水管φ250を発見。予想通りの場所にありました。この位置をよけ、さらに都市ガスと下水道とも十分な離隔をとって新しい管を布設する必要があります。
埋め戻す前に、工事写真を撮影して記録を残し、スプレーで既設配水管の位置をマーキングします。
よく地面に「G」とか「W1.2」などとスプレーで書かれているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
今回のように工事の調査段階で書いたものがほとんどです。詳しくはデイリーポータルZ「地面に書かれた謎の記号から地下が見える」にありますので、興味のある方は是非。
[地面に書かれた謎の記号から地下が見える] https://t.co/QenDWzYZnw たとえば「Ex3 0.6」は深さ0.6mのところに電線が3本通っているということ。水道管に電話線など、今まで見えなかったものが見えてきます。 #DPZ pic.twitter.com/ozVZR5KnNK
— デイリーポータルZ編集部 (@dailyportalz) 2017年12月7日
交通状況などで試掘できない現場では超音波探知機などを投入し、既存埋設物の深さや位置を調査しますが、やはり掘るのが一番確実ですね。
工事が1日も早く完了するよう努力していきますので、よろしくお願い致します。