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災害への即応が
私たちの原点

高まる災害リスク
1時間降水量80mm以上の年間発生回数


高まる災害リスク

出典:気象庁「アメダスで見た短時間強雨発生回数の長期変化について」

氾濫で崩壊した鉄道線路の復旧
一級河川「雨川」氾濫

日降水量図
H11年8月14日 日降水量図(ミリ)

平成11年8月13日から14日を中心に、関東地方の山沿いで400mmを超える大雨となり、平野部でも300mm前後の大雨が観測されました。 この熱帯低気圧により全国で死者16名、行方不明者1名、床上浸水870棟、床下浸水5,108棟などの被害があり、佐久地方でも河川の急激な増水により堤防が決壊、一級河川「雨川」が氾濫しました。
世はお盆休み。当社も夏季休暇期間中ではあったものの、状況を注視。14日には本社に緊急対策本部を設置し各地を巡回。行楽地に出かけていた社員も前例のない事態を受け自主的に駆けつけ、夜から被災箇所の応急復旧作業、被災社員への支援を開始しました。

被災した線路
被災した線路(図中緑色)

大きな混乱が予想される

鉄道会社からの要請があったのは15日朝。氾濫により小海線の線路、踏切が流されてしまいました。鉄道を運行する目処がまったく立たず、そのままではお盆休み明けに大きな混乱が予想されました。

当社ではすぐさま熟練の技術者が現地に急行。復旧のためどのような手順が必要か確認し、工事に必要な資材、重機を社内で調達。

また復旧作業用の重機が入るスペースは地権者へ至急の協力要請をし、話をまとめ上げます。

復旧後の現地
復旧後の現地(2016/12/7撮影)

他での復旧をしていた社員も仮復旧でき次第現場に配備し、40名が交代しながら昼夜を問わず鉄道線路の復旧作業にあたりました。

懸命な作業の結果、8月16日21時40分には試験電車を運行、お盆明けの8月17日には通常運行を開始することができました。

わずか2日間で流された線路、踏切を復旧し、お盆が終わって社会生活が平常に戻ろうとする中での混乱は避けられました。

小海線沿線災害復旧への感謝状

小海線沿線災害復旧への感謝状
(東日本旅客鉄道株式会社より)

災害時に地域建設業が果たすべき役割

佐久地方は日本全体で見ると災害リスクの高い土地ではありませんですが、近年地球温暖化による気候変動等での災害リスクの高まりにより、世界中で自然災害の発生件数が増加傾向にあります。
世界の平均自然災害発生数は、1972~1976年平均と比較して2007~2011年平均では6.3倍になっています。

私たちは緊急災害復旧のために設立された原点があります。災害に対してはいち早い対応が必要となるため、
使命感を持って大小問わず多くの復旧工事に取り組んでいます。

また、災害時に地域社会へ貢献するためにはまず自身が強靭な会社となる必要があります。
私たちは様々な災害への取組と訓練を通じ、災害時の基礎的事業継続力を強化しています。

  • 小海線沿線災害復旧への感謝状

    初谷沢復旧治山工事 表彰状

WORKS 経験豊富な技術者と直営の技能スタッフによる高い施工管理能力を有し、地域向け土木工事、災害時緊急事態への即応サービスを提供します

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